商品コード:1409-032n[MUZA] W.マウツジニスキ(pf) / ショパン:Pf作品集/ポロネーズ5番, ポロネーズ6番「英雄」, マズルカ15番, 17番, 32番, 35番, 41番
商品コード: 1409-032n
商品詳細:ヴィトルト・マウツジニスキ(1914-1977)はポーランド生まれのピアニスト。発音はマウツジニスキが正しい。パデレフスキの薫陶を受け、1937年第3回ショパン・コンクールで第3位入賞。パリ音楽院でI.フィリップ、M.ロンに学ぶショパン弾き。地元ポーランド系とパリ音楽院系の両方を持つピアニストとして、ショパンは定評があった。1940年パリ・デビューを果たすが、戦火を避けて南米に渡り、1942年にカーネギー・ホール・デビュー。1945年、戦争が終わると拠点をスイスに移し、ロンドン・デビュー。1960年にはワルシャワで開かれたショパン生誕150年祭で18回のコンサートを行って大評判となり、ワルシャワ・ショパン協会の名誉会員に選ばれ、ショパン・コンクールの審査員も務めた。その翌1961年2月28日に日比谷公会堂においてオール・ショパン・プログラムが開かれた。LP期初頭からCOLUMBIAの専属として多くのショパンのソロ作品を録音、他にもメジャー協奏曲を録音している。フランソワのようなエンターティナーではなく、ポーランドにおけるショパン演奏の正当的後継者と見なされている。地味だが味わい深く、力で弾き込むタイプではない。力任せの打鍵は決して見せない。それどころか軽快さすら感じるスタイル。しかし決して軽々しい演奏ではなく、最後には重厚さの余韻を残す。マウツジニスキのスタイルは彼がポーランド生まれであることが大きく影響しているようである。一見地味だが、将来これらの録音が注目を集めることは明らかである。マウツジニスキは他の流出音楽家と異なり、1950年代のモノラル時代から度々故国MUZAレーベルに録音を行っていた。ポーランド側と良い関係を保っていたようである。MUZA録音は6点以上あると思われる。これは1970年代前期のMUZA録音と思われる。1950-60年代の西側COLUMBIA系録音と比較するとMUZA録音の方がより自由度が高い印象。堅実で知られるマウツジニスキであるが、この録音では堅実ではあるが大胆な打鍵で、節回しや装飾音が独特であり、スタジオ録音ではあるがライブ録音に近い雰囲気が出ている。マズルカなどはよりポーランド的な泥臭さが感じられる。故郷での録音という開放感が影響しているようで、COLUMBIA録音では殆ど無い装飾音がふんだんに出てくる。テンポもCOLUMBIA録音より変化が大きく、ポーランド学派の一員であるあることを改めて思い起こさせる。
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