商品コード:1410-034t[ETERNA] R.ケンペ / R.シュトラウス:管弦楽作品全集vol.1/ティル・オイレンシュピーゲルOp.28, 7つのヴェールの踊り, 死と変容Op.24
商品コード: 1410-034t
商品詳細:1970~74年の全集録音、HMVからもASDで発売されているが、技師シュトリューベンの手によるETERNA録音であり、やはりこちらに軍配が上がるだろう。SXLかと思うような見事なHIFIサウンドである。この時期ケンペはETERNAに主たるシュトラウスの作品を協奏曲も含め録音。HMV時代の栄光を再び取り戻したかのような自信に溢れた傑作シリーズと言ってもよいと思う。近年では段々入荷が減ってきた。入手難にならないうちにお薦めしたい。1970~1974年・826 437-441/624-8・LP全10枚による管弦楽曲全集録音。他に826 853-6の全4枚の協奏曲全集も同時期の録音。歴史に残る偉大な東西のコラボレーションだった。この企画の立案者は、当時のドレスデンsk.のカペル・マイスターだったマルティン・トゥルノフスキー(在任・1966-1968)と ヘルベルト・ブロムシュテット(在任・1975-1985)の間に影のカペル・マイスターとして君臨したジークフリート・クルツ(1930- 2023)、その人である。隠されたカペル・マイスターとして1964年頃から1976年までは少なくともその座にあり、1983年頃まで影響力を及ぼした指揮者である。ジークフリート・クルツ自身は多くの録音をせず、西側の有名指揮者のドレスデンでの録音を多岐に亘って企画・実行し、ドレスデンsk.の黄金時代をもたらした。これは殆ど知られていない新情報である。ケンペのシュトラウス作品集は中でも大規模な企画で、ドレスデンsk.の国際的な地位向上に寄与した。1970-1974年に以下の曲を録音した。R.シュトラウス---・交響詩『ドン・ファン』 Op.20,・交響詩『ツァラトゥストラはそう語った』 Op.30,・組曲『町人貴族』 Op.60・バレエ音楽『泡立ちクリーム』 Op.70~ワルツ,・アルプス交響曲 Op.64,・メタモルフォーゼン(23の独奏弦楽器のための),・交響詩『マクベス』 Op.23,・交響詩『英雄の生涯』 Op.40,・交響詩『ドン・キホーテ』 Op.35,・『ばらの騎士』 Op.59~ワルツ,・交響詩『死と変容』 Op.24,・フランソワ・クープランのハープシコード曲による舞踏組曲,・家庭交響曲 Op.53,・交響的幻想曲『イタリアから』 Op.16,・交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』 Op.28,・『サロメ』 Op.54~7つのヴェールの踊り,・交響的断章『ヨゼフ伝説』 Op.63,・ホルン協奏曲第1番,・ホルン協奏曲第2番,・オーボエ協奏曲,・ヴァイオリン協奏曲,・デュエット・コンチェルティーノ(クラリネット、ファゴット、弦楽とハープのための),・ブルレスケ(ピアノと管弦楽のための),・家庭交響曲余禄(ピアノと管弦楽のための),・交響的練習曲《パンアテネの行列》(ピアノ(左手)と管弦楽のための)。ドイツの「ティル・オイレンシュピーゲル」は15世紀頃の民話として語り継がれているいたずら者の物語である。R.シュトラウスは「ティル」を主人公とするオペラ制作を構想したが未完に終わり、31歳で「ティル」をテーマとした新しい交響詩を制作した。ティルは人物名で、オイレンはフクロウ、シュピーゲルは鏡である。「オイレンシュピーゲル」という名前には、知恵者ティルがいたずらを通じて、世の不正や偽善や不正義を暴き出すという意味合いらしくドイツの伝説的人物なのである。のちにR.シュトラウスの代表作となった。交響詩「死と変容」は25歳(1889年)の時の作品である。“死"をテーマにした若書き作品ながら、想像で書いた作品としては重厚なテーマであり晩年の81歳で書いた「メタモルフォーゼン」へと繋がってゆく生涯のテーマだったようである。
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