商品コード:1412-061[Warner Classics] W.フルトヴェングラー / ベートーヴェン:交響曲9番Op.125「合唱」
商品コード: 1412-061
商品詳細:フルトヴェングラーのバイロイトは各国から出ている。これぞ世界中で最も有名なベートーヴェン第9といって間違いはないだろう。モノラル録音が今以って普通にありがたがられる稀有な例だろう。この録音は1951年第2次大戦後初めてバイロイト音楽祭が再開された際の記念演奏会の演奏だからである。ワーグナーを演奏する目的で開催されるバイロイト音楽祭で異例にもベートーヴェンが演奏され喝采を浴びたとなれば注目しないわけにはいかない。運営はワーグナーの血族によって行われ、ワーグナー作品しか上演しない規則があったからである。バイロイトの第9はHis Master's Voiceのプロデューサーであるウォルター・レッグが自ら行っている。ウォルター・レッグはHis Master's Voiceでフルトヴェングラー指揮ウィーンpo.によるベートーヴェン交響曲全集を企画していて、1954年フルトヴェングラーが急逝した時点で2/8/9番の3曲の録音がまだ終わっていなかった。困ったウォルター・レッグは保存テープから1948年ストックホルムpo.を客演したテープを見つけ、2番も1948年ウィーンpo.とのテープを探し当てた、時既に1979年になっていた。第9の最新録音は1954年ルツェルン音楽祭でのフィルハーモニアo.のテープが存在したが、ソプラノのシュヴァルツコップがOKを出さなかった。そこで1951年自身がプロデュースした1951年のバイロイトを使い、何とか交響曲全集を完成させたのである。ウォルター・レッグにとって1951年のバイロイトはさして重要ではなかったらしい。しかしその後世界中で持て囃されるとは夢にも思っていなかっただろう。この録音は幸いにも1950年代から各国でLP化されていて交響曲全集とは無関係に人気が高かったLPである。ライヴらしい会場ノイズは極めて小さいが各社各様の音質も持ち、フルトヴェングラー・ファンには聴き比べも楽しめる歴史的名演とされている。実際なかなか1954年ルツェルン音楽祭を上回る素晴らしい音質で残されている。どの盤が良いなどの話題が尽きない名演としてこれからも人気を保つことは間違いないと思われる。世界的に人気の衰えないこの録音を 2017年Warner Classicsが 2010年アビーロード・スタジオで英国マスターテープから96kHz/24bitにてリマスタリングを行いドイツのOptimal Media GmbHでマスター制作・プレスして180グラムの重量盤レプリカLPとして発売したのが当盤である。ジャケット・デザインもHMV ALP 1286-7に似せて作ってある。なお拍手が入るヴァージョンである。発売の2017年時点で音源著作権はParlophone Records Ltd.保有である。音質は正直悪くない。今拍手入りのフランス・オリジナル盤が1万円程度で入手可能なので、新しさの価値であろう。
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