商品コード:1413-061[VERSAILLES] D.ミヨー/ ミヨー:カンタータ集/カンタータ「栄光の冠」Op.211, 歌曲「ヴナスク伯爵領人の典礼」Op.124, 「格言カンタータ」Op.310
商品コード: 1413-061
商品詳細:「VERSAILLES」というレーベルは、仏レーベルの中でも特別の価値を持つ。仏人コレクターでさえ、血眼になって捜すレーベルである。クラシック、ジャズ両方のリリースがあったが、いずれも深い溝がある馬のロゴが付く。非常に音質の良いレーベルで、DFを凌駕するところがあった。曲は現在に至るまで、ほとんど演奏されたことのないカンタータ3曲。フランス近代の作曲家ダリウス・ミヨー( 1892年9月4日 - 1974)はマルセイユ生まれ。ピアニストや指揮者としても活躍し、自作の録音を残している。フランス6人組の一人。第二次世界大戦期以降はアメリカでも活動した。生まれつき小児麻痺を患っていたため、車椅子を使う機会が多かった。1920年代以降はリウマチにも悩んでいた。作曲意欲は旺盛で、様々な楽器編成を試みたり、タンゴやジャズにも影響を受けたりした。また映画音楽にも筆を染め、創作活動は亡くなるまでその衰えを見せなかった。1920年に『屋根の上の牛』を指揮するためにロンドンに渡ったミヨーは、ここでビリー・アーノルド楽団が演奏する、「ダンス音楽」に留まらない本格的なジャズに触れ、その魅力に目覚めた。ユダヤ人であったミヨーは、第二次世界大戦を避けるためにアメリカ合衆国に逃れる。これはミヨーが64歳の時VERSAILLESレーベルに自作自演した3つのカンタータ集である。オケはダリウス・ミヨーo.としたが実際には明記されていない。カンタータ「栄光の冠」Op.211は1940年に作曲された独唱と室内アンサンブル(またはピアノ)のための楽曲。ユダヤ教哲学者イブン・ガビロールの詩に基づいており、ミヨーのルーツであるユダヤ的な精神が色濃く反映された作品。全8曲で構成され、独唱(バリトン)、フルート、トランペット、弦楽四重奏で演奏される。 ここではB.ドゥミニー(br)がソロを歌う。B面「ヴナスク伯爵領人の典礼」は1933年に作曲された独唱とピアノ(または小オーケストラ)のための声楽曲(歌曲)。南フランスのプロヴァンス地方にある村、ヴナスク(Venasque)のユダヤ教徒の伝統的な祈りの歌に基づいた作品。ここではH.ブヴィエ(a)が独唱者、オーケストラが伴奏を行う。最後の曲は「格言カンタータ」。旧約聖書の「箴言(しんげん)」の言葉に基づく宗教曲。1951年作で、ソプラノ、女声合唱、オーボエ、ハープ、チェロの作品で室内楽編成である。聖書の格言をミヨー特有のポリフォニー形式に落としたカンタータである。本人が指揮を行っているので、100%作品の意図が反映された演奏だろう。特に「格言カンタータ」の斬新な響きは見事である。ミヨーは1940年代に米COLUMBIAのSPに自作自演がいくつか存在するが、フランスレーベルは唯一の録音かもしれない。歴史的価値以上にリアルな音質で聴ける自作自演!
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