商品コード:1413-053[DECCA] F.マーラー/ ブラームス:ハンガリー舞曲集 WoO.1 (管弦楽版・全21曲)
商品コード: 1413-053
商品詳細:ハンガリー舞曲集はブラームスがハンガリーのジプシー(ロマ)音楽に基づいて編曲した舞曲集であり自身が作曲した作品ではない。最初はピアノ連弾のために書かれ、爆発的な人気を博した。第5番のチャールダーシュが特に有名。ブラームスは、1873年に自身が指揮をする演奏会で取り上げるため第1曲、第3曲、第10曲を管弦楽用に編曲している。つまりブラームス自身による管弦楽版は3曲に過ぎないが、様々な音楽家がオーケストレーションを手掛けており、全21曲に管弦楽版が存在する。11人の異なる作曲家の手により今日の全21曲の管弦楽版・ハンガリー舞曲集が普通に演奏されている。それらをひっくるめて現在ではブラームスのハンガリー舞曲集・管弦楽版となっている点を知るべきである。類似のドヴォルザークのスラヴ舞曲集(全16曲)はブラームスの助言により「ハンガリー舞曲集」~数年後に作曲した舞曲集で、こちらもピアノ連弾のために書かれたが、作曲者自身によって全曲が管弦楽編曲された。ハンガリー舞曲集との違いはハンガリー舞曲集が伝統曲の編曲であるのに対し、「スラヴ舞曲集」は民族舞曲の性格と特徴を取り入れ、自作の主題によって曲集をまとめ上げた完全な作曲である。その為「ハンガリー舞曲集」にはOp.番号は付かない(WoO.1あり)が「スラヴ舞曲集」は第1集Op.46と第2集Op.72の作品番号が付く。さてこの仏DECCA盤は米国コネチカット州ハートフォードでの録音で音源は米DECCAである。欧州ではフランスが1966年に仏DECCAで発売したが他の欧州盤は不明。米国では1962年発売である。指揮者のフリッツ・マーラー(1901–1973)はオーストリア生まれで作曲家 Gustav Mahler の親族(従甥系統)として知られている。フリッツ・マーラーの父親は、作曲家グスタフ・マーラーのいとこだった。ウィーン大学で音楽学を学び、Leopold Reichwein に指揮法を学んだ。新ウィーン楽派の影響を受け、若くしてウィーン・フォルクスオーパー、マンハイム歌劇場、ベルリン放送交響楽団、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団、デンマーク国立交響楽団を指揮して活躍したが1936年にヨーロッパを離れ、アメリカ合衆国に移住した。長年ニューヨークのジュリアード音楽院の夏季講習で教鞭を執った。米国ではコネチカット州ハートフォード交響楽団の音楽監督を1953年から1962年まで務めた。この録音はその時のものだろう。録音は多くなくVanguard、米DECCAである。作曲家グスタフ・マーラーの親類の録音に興味のある方は是非。米国市場に合わせてか多少派手な演奏である。
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