商品コード:1413-021[DECCA] G.ショルティ / ブルックナー:交響曲8番(ノヴァーク版)
商品コード: 1413-021
商品詳細:ショルティはこの時期猛烈に忙しかっただろう。ワーグナーのリング、マーラー全曲録音という大仕事と並行して、尚このブルックナーまで入れていた。SET番号がオリジナル。SETとはセット、つまり箱物の事である。その為、マーラーでも1番だけがSXLナンバーだ。しかしブルックナーの交響曲はデジタル録音が始まる1980年以前には、7番と8番の2曲しか録音できなかった。その後ショルティは1980年代に入りシカゴso.の音楽監督に就任すると、自由が利くためか全集録音を手掛けるようになり、ベートーヴェン交響曲全集を皮切りにブルックナー交響曲全集をスタート。第0番が1995年、第1番が1995年、第2番が1991年、第3番が1992年、第4番が1981年、第5番が1980年、第6番が1979年、第7番が1986年、第8番が1990年、第9番が1985年の収録、とついに1979年から1995年までにブルックナー交響曲全集を完結させた。LPでリリースされたのは一部となる。それゆえにSET番号で聴けるウィーンpo.との8番は貴重である。当録音の1年前に同じウィーンで7番を録音していた。マーラーよりプレスが少なく希少!ブルックナー演奏には様々なタイプがあり、DGGのオイゲン・ヨッフム、ベルナルト・ハイティンクなど多くはないが全集録音がある。G.ショルティ指揮ウィーンpo.の8盤はオケがウィーンフィルなのでさすがに弦の響きは特別なものがある。さらにはウィーンpo.には相当な過負荷をかけてもしっかり鳴らし切るキャパシティがあり。ショルティは意外なほど、圧とかけて力でねじ伏せるような場面を作ってドラマ性を強調している。この瞬発力の高さがブルックナーらし差には欠かせないだろう。緩急のメリハリも驚くほどでガツンと来る大スペクタクル、オーディオファイル録音である。KのDECCA録音を一度聴いてしまうと、他は生ぬるく感じてしまうだろう。1979年~1995年にシカゴso.と全集録音をCDで発売するが、全てにおいてウィーンpo.との2曲にかなうはずがない。ベートーヴェン交響曲全集もそうだったように、1960年代のDECCA録音は演奏・音質ともに歴史上の黄金時代であった。2度と再現不能な歴史なのである。
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