商品コード:1413-019[DECCA] G.ショルティ/ マーラー:交響曲8番「一千人の交響曲」
商品コード: 1413-019
商品詳細:DECCA'70年代としては素晴らしい録音。そのオリジナル・プレス。これは、他のSETシリーズに比べ、溝が立っているので、そのダイナミックな音は聴く前から察しがつくが、歌手陣もまた凄い。それにウィーン少年合唱団という、極地をいくような大掛かりな録音で、ここまでやるならきちんと仕上げなければ許してもらえなかったろう。ジャケットの写真での全景では、ショルティの顔も分からない程小さい。ウィーン・ゾフィエンザールいっぱいを使ってとんでもなく大規模な録音で凄い結果を残した。「一千人の交響曲」の副題の通り録音には大変な人数の確保が必要になる曲である。マーラーの「ウィーン時代」の最後の作品であり、同時にマーラー自身が初演し耳にすることのできた最後の作品となった。 第8番の編成は、交響曲第7番まで続いた純器楽から転換し、大規模な管弦楽に加えて8人の独唱者および複数の合唱団を要する、巨大なオラトリオあるいはカンタータのような作品となっている。第1部では中世マインツの大司教ラバヌス・マウルス(776?~856)作といわれるラテン語賛歌「来たれ、創造主たる聖霊よ」、第2部では、ゲーテの戯曲『ファウスト 第二部』の終末部分に基づいた歌詞が採られている。音楽的には、音階組織としての調性音楽からは逸脱していないが、大掛かりな編成、極端な音域・音量、テキストの扱いなどに表現主義の特質が指摘されている。マーラー自身は「一千人の交響曲」の呼び名を認めていなかった。初演時の興行主であるエミール・グートマンが話題作りのために付けたものである。マーラーはこの作品を妻のアルマに献げている。初演は「ミュンヘン博覧会1910」(Ausstellung München 1910)と題された音楽祭の一環としてマーラーの指揮で行われた。曲は850人程度で演奏可能であるが、初演時には出演者1030人を数え、文字どおり「千人の」交響曲となった。2部構成による。第1部は教会音楽的かつ多声的であり、第2部は幻想的かつホモフォニー的であるが、両部は主題的に緊密に構成され、統一された印象を与える。演奏時間は約80分。録音はシカゴ交響楽団がわざわざウィーンに出向いてゾフィエンザールで録音された。この録音は1972年度第15回グラミー賞のBest Classical Album、Best Choral Performance, Classical 、Best Engineered Recording (Classical)の3部門に輝いた。ヘザー・ハーパー(ソプラノ):「いと罪深き女」、イヴォンヌ・ミントン(メゾ・ソプラノ/アルト):「サマリアの女」、ヘレン・ワッツ(アルト):「エジプトのマリア」をそれぞれ歌っている。当時レコード業界を大いに沸かせた録音であった。録音技師には御大Kenneth Wilkinsonの名もある。
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