商品コード:1417-005[PACIFIC] G.ドゥヴリース(vn)/ バルトーク:Vnソナタ1番Sz.75
商品コード: 1417-005
商品詳細:1955年頃の録音。ヴァイオリンのガブリエル・ドゥヴリース(1915-2001)はフランス・ニース生まれの女性奏者。本名は Gabrielle Rossidで、夫は作曲家のイヴァン・ドゥヴリース( Ivan Devries)。パリでMarcel Reynal と Gabriel Bouillon に師事。第二次世界大戦後のフランス音楽界で活動し、ソリストとしてだけでなく室内楽奏者としても知られる。フランス・ヴァイオリン楽派の伝統を受け継いだ奏者である。過度なヴィブラートを避けた端正な音色でストレートに表現する辛口の解釈を持っている。BAMの他PACIFICにも録音を残すが多くはない。録音が少なく、これまでは謎多きヴァイオリン奏者であった。ルーセルとストラヴィンスキーの2曲入りや、ベートーヴェン/シューベルトの2曲入りなどを残す。この人の持ち味が近代作品にぴったりと合っていい味わいを出している。ロマン派作品より近代曲で力を発揮するタイプのヴァイオリン奏者である。元々多少変わった表現力を持つ個性的な奏者で、僅かな録音を残すのみである。スタイルは情感を排したストレートな表現で無駄な音を出さない特徴がある。ほとんど謳わず、シンプルな音に全てを託したスタイル。PACIFICとBAMがメインとなる。このバルトークでもシャープで辛口の演奏。ドゥヴリースのスタイルがそう感じさせるのだろう。表情や雰囲気も含めてこれを越える演奏は多くないと感じさせる完璧な演奏であると思える。1950年代で、しかも女性ヴァイオリン奏者でここまでさっぱりと切れ味鋭く辛口のスタイルは珍しい!近代Vn作品に多少でも興味のある方にはお宝級のLPといえる! ピアノのナディーヌ・デズーシュ(1912-1991)も女性奏者と思われる。当時バルトークの室内楽はまだ標準レパートリーではなかった。当時のフランス楽派によるバルトーク解釈であり、フランスの女性ヴァイオリニストによる比較的早い時期のバルトーク録音ということで興味深いものである。知的で抑制された表現がハンガリー系奏者とは異なるフランス的感覚で演奏している最初期録音である。
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