商品コード:1419-053[MF] J.デラ・ヴァッレ(pf) / シューマン:謝肉祭Op.9, ショパン:マズルカ25番, 英雄ポロネーズ, 3つのエコセーズ, リスト:ハンガリー狂詩曲12番
商品コード: 1419-053
商品詳細:ピアニスト、ジャン・デラ・ヴァッレ(Jean Della Valle・1930 - 1999)はフランス生まれのピアニスト、作曲家、教育者。演奏活動は1950~70年代を中心に行われ、レコード愛好家にはフランスの小レーベルや放送録音で知られているが、国際的なスター・ピアニストではなく、むしろフランス国内で活躍した実力派という位置付けである。録音はこの1枚で全てと思われる。所謂「1枚物」演奏家である。ほとんど知る人もないマイナーなピアニスト。ヴァッレはパリ国立高等音楽院で学び、Jean Batalla に師事。さらにフランスを代表するピアニストである イヴ・ナットやジャック・フェブリエの薫陶を受けた。1960年、イタリアのヴェルチェッリ国際ピアノ・コンクールで銀賞。1962年、ナポリの「アルフレード・カゼッラ国際ピアノ・コンクール」で第3位入賞の経歴を持つ。フランス国内ではル・ガヴォー、サル・コルトー、サル・ショパン=プレイエルなどでリサイタルや協奏曲を演奏し、ベルギー、イギリス、西ドイツなどでも演奏旅行を行った。師であるイヴ・ナット、ジャック・フェブリエから受け継いだフレンチ・ピアノ派らしい感性を生かしてロマンティックな誇張を避けた端正な様式感を持つ。リズムが明晰で、構成感を重視した演奏をするピアニスト。この録音はオン・マイクで録音されほとんど残響のない直接音がダイレクトに伝わるタイプの録音の為かピアニストの情感や息使いが手にとるように伝わる。冒頭では力の入ったタッチで攻めた演奏だが、次第にリラックスしたムードになり、ライヴ感の強い演奏へと変化する。一音一音にパワーと存在感が強く、大舞台で繰り返し演奏会を披露した自信が窺える演奏である。シューマンの「謝肉祭」を飽きることなく、多彩な表情で弾いている。B面のショパンではやや湿り気のある音色を用いて情感を感じさせる演奏。最後のリストではピアノを存分に使いダイナミックな演奏に終始して、力の入る演奏である。全ての演奏にエネルギーが満ちており、実際のリサイタルを最前列で聴いたような軽度な疲労感が伴うピアノLPである。1974年の発売らしい。まるで1950年代のような濃密な空気感に満たされる!2度目はないと思われる希少盤!レーベルのProductions MFは1960年代後期頃~リリースを始め、CD発売期まで営業したフランス・パリのマイナー・レーベル。
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