商品コード:1419-042[DECCA] E.トゥクシュン, T.イェンセン/ シベリウス:交響曲5番Op.82, カレリア組曲Op.11
商品コード: 1419-042
商品詳細:1952年頃デンマークでの古いシベルウスのモノラル録音。交響曲5番はエリク・トゥクシュン指揮。英語読みでトゥクエンだが現地ではトゥクシュンと読む。エリク・トゥクシュン(1902-1957)はドイツ・マインハイムでデンマーク人の家庭に生まれたデンマーク人指揮者。主にカール・ニールセンの指揮、録音、分析で知られる。また、ジャズバンドのリーダーでもあった。1950年のエディンバラ国際フェスティバルにおいてニールセンの交響曲第5番をイギリス初演し、成功させた。これはそれまで半分忘れ去られていたニールセンの知名度を上げるきっかけにもなった。彼は同じ北欧生まれのニールセンとシベリウスの音楽に大きな違いが生じたことについてこう解説している。--「北欧の自然と文化の伝統を音楽に表現しようとう考えを持っていた点では(ニールセンは)シベリウスに相通ずるものがあったが、フィンランドの厳しい風土と異なった、微妙で静かなデンマークの自然は、両者の作風に著しい相違をもたらした」--。交響曲5番はさすがに北欧の指揮者だけあって自然の風景描写には西側のロマン派指揮者とは異なる独特の静けさを感じる。B面のカレリア組曲は劇音楽「カレリア」として作曲された。その後、1曲の序曲と8曲からなる組曲とし、組曲はさらに3曲に絞られ、現在にいたる。劇音楽は1893年11月13日にヘルシンキで上演され、音楽はシベリウス自身の指揮で演奏された。発表後の評判は悪く、シベリウスはこれを失敗作として廃棄した。しかし、「たいそう優れたものだった」という評価もある。この劇音楽のうち1曲を序曲として残し、他に8曲を選び、それを組曲とした。これらは劇の上演から6日後の演奏会で演奏された。組曲はさらに3曲に絞ることにした。この為『カレリア』は最終的に「序曲」作品10と「組曲」作品11の2つの作品として1906年にブライトコプフ・ウント・ヘルテル社から出版され、今に残ることになった。ここではやはりデンマーク人指揮者トーマス・イェンセン(1898 - 1963)が担当。イェンセンは生地の音楽院でチェロを専攻したが、カール・ニールセンから音楽理論も教わっている。1920年からティボリのオーケストラのチェロ奏者となり、ニールセンの指揮下で演奏したこともある。1927年にはオーフス歌劇場の指揮者に転出した。1935年にはオーフス市管弦楽団(後にオーフス交響楽団)の発起人の一人になり、初代首席指揮者になった。1957年にはオーフスを離れてコペンハーゲンに戻り、デンマーク放送交響楽団の首席指揮者を亡くなるまで務めた。フレゼリクスベアにて没。シベリウス作品のスペシャリストである。この録音は長年にわたり『レンミンカイネン組曲』の古典的名盤として高く評価されてきた。北欧の指揮者による北欧録音であり、作品の神話性・詩情・構成感を重視した演奏である。2曲ともDECCAの録音チームがコペンハーゲンまで出向いた録音であり、オペラのイタリア遠征録音と同様にローカル作品は当初から現地録音主義をとったDECCAのポリシーを反映した現地録音である!
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