商品コード:1419-003[PHILIPS] T.マジャール(vn)/ Vn作品集Vol.2/グノー:アヴェ・マリア, クライスラー:愛の喜び, 愛の悲しみ, ウィーン奇想曲, マスネ:タイスの瞑想曲, コルサコフ:太陽への讃歌 他
商品コード: 1419-003
商品詳細:1950年代初頭PHILIPSで活躍した代表的ヴァイオリニスト、トーマス・マジャール(1913-2008)はハンガリー、ブダペスト生まれのヴァイオリン奏者。フランツ・リスト音楽院でイェネー・フバイに師事し、後にカール・フレッシュの下で研鑽を積んだ。1936年からソリストとして活動し、第二次世界大戦後にロッテルダム音楽院の教授となった。それを機にPHILIPSと専属契約を交わし、1955年にはシモン・ゴールドベルクの創設したオランダ室内管弦楽団に参加、コンサートマスターを務めた。ソリストとしてPHILIPSに少なくとも4枚の10"のVn小品集と12"にグラズノフ+シベリウスVn協奏曲集、10"でハチャトゥリアン:Vn協奏曲、10"でドヴォルザーク:Vn協奏曲、12"でバッハ:無伴奏Vnパルティータ2/3番などの録音を残した。何れもPHILIPSのLP最初期の録音の為10"発売が多かった。この10"は1950年代中期の発売でクライスラーなどの定番的なVn小品を7曲収録したもの。マジャールは流石にイェネー・フバイ、カール・フレッシュの弟子であり、技巧の点では申し分なく完璧であり、更に演奏家としての器量も持ち併せた古風でありながらクールなヴィルトゥオーゾである。PHILIPSのLP最初期にこれだけの数の小品を録音していることが物語っている。ハンガリー出身の名ヴァイオリン奏者は多いが、マジャールこそ代表的な奏者であるという認識が全くない点が不思議である。当時PHILIPSにはヘルマン・クレバース(1923- 2018)オランダ人、テオ・オロフ( 1924- 2012)ドイツ系ユダヤ人の二人がいて、彼らはコンセルトヘボウ管弦楽団やハーグ・レジデンティ管弦楽団という一流のオケのコンマスを歴任したがマジャールには権威ある役職はなかった。正に包丁1本で実力で勝負する料理人風情のような所がある。マジャールはステレオ期にはリーダー的な録音はしていない。シモン・ゴールドベルクの下でオランダ室内管弦楽団のコンマスとして影で支える役に徹したようである。モノラル期に残されたマジャールの録音はPHILIPSの一つの大きな柱となったはずである。優れたソリストであったことは聴いてみればわかる。10"×4枚とは番号順にN 00125 R/N 00605 R→S 06123 R(番号変更)/N 00700 R/S 06049 R。これはシリーズの第2作!N 00605 Rは初出で数年後にやはり10"でS 06123 Rで再版になる。
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