商品コード:1423-057[VSM] M.ベロフ(pf) / バルトーク:Pfソナタ(1926), 野外にてSz.81, ルーマニア民族舞曲Sz.5, ハンガリー農民の歌Sz.71
商品コード: 1423-057
商品詳細:ミシェル・ベロフ(1950-)はフランス・ヴォージュ県エピナル出身のピアニスト。ジャン・フィリップ・コラール(1948-)とほぼ同世代のピアニストでジャック・ルヴィエ(1947-)と3人で1970年世代のフランス新世代の3人組である。ジャック・ルヴィエはCALLIOPE専属でコラールやベロフとは別行動となったがコラールとベロフは何故か二人ともLa Voix De Son Maîtreの専属となり、曲を分け合って録音したり、時に連弾曲を共演している。ベロフはナンシー音楽院で音楽教育を受け、パリ音楽院に進み1966年に首席となる。翌1967年にパリで初めてリサイタルを開く。1967年の第1回オリヴィエ・メシアン国際コンクールにて優勝する。1970年にパリで行ったメシアンの『幼な児イエスに注ぐ20のまなざし』の全曲演奏は、イヴォンヌ・ロリオによる初演以後25年ぶりの全曲演奏として大きな注目を集めた。以後、演奏会とレコーディングを通して若くして世界的なキャリアを築く。ベロフのレコード・デビューはコラールより数年早く1967年Iramacに入れたメシアンからである。1970年代前半からコラールがフォーレのピアノ全曲録音を開始すると、当局はベロフにドビュッシーを割り振った。結局全曲録音は出来なかったが、LP5枚にかなりの数の録音を行った。その為かコラールのドビュッシーは1枚の選集にとどまった。同じような時期に異なるピアニストの似たようなLPが出るのを良しとしなかったからである。結局ベロフの1970年代最大の仕事はドビュッシーのピアノ作品集である。ベロフは3人の中で比較的フランス物に集中しない傾向があり、バルトークなどの近代作品も得意とする。それは多分に幼少期からメシアンを通じで近代作品に馴染んできたからであろう。3人の中で最も、精密なメカニックを駆使するタイプであり鋭い技巧と圧倒的なキレとスピード感のある打鍵で描かれるバルトークはハンガリー系の民族的な土臭さを完全に無視した音楽の構造や近代性をシャープに表現した鋭角的スタイル。ドビュッシー弾きでありながら全くタイプの異なるまるで別人のような硬質な音色で洗練されたバルトークを提示している。
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