商品コード:1424-059[VANGUARD] J.シゲティ(vn) C.アラウ(pf) / ベートーヴェン:Vnソナタ全集vol.2/8番Op.30-3, 4番Op.23, 6番Op.30-1
商品コード: 1424-059
商品詳細:1944年初頭にアメリカ・ワシントンD.C.のアメリカ議会図書館(Library of Congress)では、亡命ヴァイオリニストのヨーゼフ・シゲティ(Joseph Szigeti)による歴史的な実況録音やコンサートが行われ、議会図書館の音楽局長ハロルド・スピヴァッキーらの尽力により、数々の室内楽・ソナタ演奏がアセテート盤にライブ録音された。3日に分けてベートーヴェンのソナタ全曲演奏会がJ.シゲティ(vn)C.アラウ(pf)により行われた。録音状態は優れないが、充分鑑賞できるレベルを保持していて内容は火花を散らす深い精神性を宿す名演である。ヨーゼフ・シゲティ(1892- 1973)はハンガリー・ブダペスト出身のヴァイオリン奏者。1925年にレオポルド・ストコフスキーの招きで初めて渡米した。1939年にアメリカに移住した。この時、アメリカ議会図書館においてアメリカ亡命中の同胞バルトークを伴奏者に迎えて、様々な作曲家によるヴァイオリン・ソナタのリサイタルの演奏・録音を行っている。1951年に市民権を取得した。シゲティのアメリカにおける録音活動は、1938年2月、モーツァルトのディヴェルティメント第15番をヴァイオリン独奏と室内オーケストラというユニークな形で演奏した録音で開始され、翌39年のアメリカ移住後はほぼ毎年のように録音が行われ、ステレオ録音が本格的に開始される直前の1956年のブラームスのソナタ2曲に続く。ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタはその後5/6番をミエチスラフ・ホルショフスキ(ピアノ)と1952年1月12日/1953年12月1日ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオで米COLUMBIAにLP録音している。また9番「クロイツェル」は1940年バルトークのピアノで初録音していて、アラウとの録音は2回目となる。1944年の全曲演奏会ではシゲティ51歳、アラウが40代前半の頃の共演である。シゲティは1950年から米COLUMBIAへLP録音を開始し、1956年にはVANGUARD、1960年からはMercuryへと籍を移している。どれもその時々のシゲティの姿の記録であるが1944年は脂の乗り切った時期であり、我々がLPで聴ける最良の演奏であるといえる。1940年のバルトークとの共演も素晴らしいが音質の点で1944年は随分良い。米VANGUARDでは1964年頃4枚組箱で発売され、英国では1972年頃バラ4枚でリリースされた。英国に全集箱は存在せず。
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