商品コード:1424-053p[ASV] S.チェルカスキー(pf) / pf小品集/J.シュトラウス2世, ヴェルディ, サン・サーンス, ショパン, リスト
商品コード: 1424-053p
商品詳細:シューラ・チェルカスキー(1909 - 1995)はウクライナのオデッサ(オデーサ)生まれのピアニスト。ロシア革命の勃発により家族とともにアメリカ合衆国に亡命し、早い段階で米国籍を取得した。カーティス音楽院でヨゼフ・ホフマンに師事してピアノの学習を続けた。知的で華麗な演奏様式はホフマンから引き継いだと言われる。1961年以降はロンドンに居を移した。1960年頃まではEMI系に録音を残したが、晩年は英国マイナーレーベル数社に1990年代まで録音を残した。最晩年まで積極的に演奏活動に取り組み、ライヴ演奏で数多くの録音を残した。シューマン、アントン・ルビンシテイン、ラフマニノフ、ゴドフスキーが得意のレパートリーであった。晩年の演奏・録音では体力や技術的な衰えが否めず、速いテンポで攻めることは難しくなっていた。それでも彼は没年まで新たなレパートリーの探求を止めることはなく、生涯現役を貫いた。録音歴は45年以上に及ぶ。生涯最後の録音は、死の前年にユーリ・テミルカーノフ指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と共演したラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」。ロンドンのハイゲイト墓地東区画に埋葬されている。チェルカスキーは1980年代に入りNimbus Recordsに約10点程度のLPを残した。それと平行してASVレーベルにも3点程のLPを録音している。これはその中の1枚でASVがシリーズ化して取り組んでいた「Beautiful Music」シリーズのVol.9をチェルカスキーが担当したピアノ小品集「The Virtuoso Piano」。既に80歳に近い年齢であるが演奏は若者のように感じる。指は魔法のように素早く動くがその表情にはベテランのが意図が潜んでいる。これはただのピアノ小品集ではない。エンターテインメント性の高いショーマン・シップを感じさせる文字通りの「The Virtuoso Piano」であり、内容は「The Virtuoso Piano」のイメージをはるかに超えたピアニストの進化を示した凄い内容である。高齢まで現役を貫き、その技に磨きを掛け続けた天才的なピアニストの姿がある。チェルカスキーは1920年代にSPで録音を開始し、亡くなる年の1995年まで訳70年にわたって録音し続けた、ほぼ最長記録保持者である。しかも晩年までレベルを落すどころか進化を続けた驚くべきピアニスト。この録音は1968年頃だが発売は1983年になった。1988年2月には来日してカザルスホールでリサイタルを行った。以後、亡くなる1995年まで、8年連続の来日したという。一度でも聴いたら敬意を表さずにはいられない芸術家である!
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