商品コード:1425-031[Valois] R.リーフリンク(pf) / ハイドン:Pfソナタ集-Vol.1/52番Hob.XVI.:52, 35番Hob.XVI.:35, 43番Hob.XVI.:43, 50番Hob.XVI.:50
商品コード: 1425-031
商品詳細:R.リーフリンクは1959-1971年頃までの長期にかけてLPで3枚、計14曲のハイドン:Pfソナタを録音している。このコメントを書いた時点で1回ずつ順番に録音されたと思っていたが、実はそれぞれ2回録音していたことがわかった。これはそのVol.1の旧録音である。1959年デンマーク・コペンハーゲンで録音技師 Peter Wilemoësの個人スタジオで行われた。使用ピアノはヒンズスベルクである。1971年頃3枚組の箱CMB 16と1971年頃発売のバラ3枚・MB 786-8で発売された。1971年発売分Vol.1/2は新録音なので注意されたい。Vol.2の旧録音は1962年デンマーク・コペンハーゲンで録音され、1970年新録音がオスロ大学で再録音された。旧録音の2枚は単独発売のみでセット化はされていない。ロベルト・リーフリンク( 1911- 1988)はノルウェー生まれのピアニスト。ドイツからの移民の子としてクリスチャニアに生まれた。地元でニルス・ラルセンにピアノを師事し、1922年には地元のフィルハーモニー協会管弦楽団と共演。1925年に正式にデビューを果たした後、ドイツに留学し、カール・ライマー、ヴィルヘルム・ケンプ、エトヴィン・フィッシャーの各氏の薫陶を受けた。1936年にはコペンハーゲンで開催されたスカンジナヴィア音楽コンクールで優勝し、1938年にはイザイ・コンクールで6位入賞を果たした。演奏活動の傍らで、1938年から教育活動も行うようになり、1941年には兄のライマー・リーフリンクと共にリーフリンク・ピアノ研究所を創設して1950年までそこで教えた。1950年からコペンハーゲンでピアノを教え、1967年から1973年までデンマーク王立音楽院のピアノ科教授を務めた。1973年からオスロに戻り、地元の音楽院の教授となった。1981年に引退。オスロにて没。打鍵はムラなく綺麗な響きを持ち、終始安定感の高い演奏。ドイツ系に似たスタイルだがリーフリンク特有の透明感のある軽妙なタッチがあり、音色は重くない程よさで飽きの来ない安定感が良い。適度に歌い完全に感情を排したスタイルではないので演奏に寄り添える楽しささえ感じる秀演である。旧録音の使用ピアノは珍しいヒンズスベルク(Hindesberg)・コペンハーゲンで1853年にデンマークのコペンハーゲンで創業された歴史あるピアノメーカーである。創業者はハラルド・テオドール・ペーター・ヒンズベルクで、デンマークの伝統を受け継ぎ、温かみのある音色や精巧な木工芸としての美しさを持つアンティークピアノとして知られている。中音域に独特のふくらみがあり、豊かな音色が特徴。1952年に会社はアンドレアス・クリステンセンA/Sに売却された。1952年から1970年代半ばにかけて、約5,000台の楽器が生産された。デンマークにはかつて大きなピアノ産業があり、おそらく全国に40~50ほどの工場があったと思われる。これは、国の大きさを考えるとかなりの数である。他には1834年に設立されたHornung&Møller、Andreas Christensen、Christian Winter、Louis Zwicky、Knudsen & Sons、Evald Larsen、Brodlene Jørgensen、Seiler Piano、Egtvedなどが知られる。デンマークの工場の衰退は東側諸国や旧ソ連の安価なピアノががデンマークに輸入された為である。新録音(1968-71年)は全てステレオでオスロ大学で録音されスタインウェイを使っている。Vol.1/2は同一内容で2回録音あるので注意!
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