商品コード:1425-019[Valois] R.リーフリンク(pf) / ベートーヴェン:Pfソナタ全集(全32曲)
商品コード: 1425-019
商品詳細:R.リーフリンクによるベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集。リーフリンクはノルウェー出身のドイツ系の血筋を持つピアニスト兼音楽教師で、W.ケンプやE.フィッシャーの薫陶も受けた隠れた名手である。特に当録音集は彼が最も得意とするベートーヴェンであり、ピアノ作品という観点からも大変重要なレコードである。演奏についても無駄な装飾を徹底的に排除した極めて理性的な表現で、数少ないドイツ的な解釈を継承した重厚な名演である。リーフリンクは1960年代にベートーヴェンのPfソナタ全曲を録音していて、12枚組のCMB 8という全集箱と後期6曲入りの3枚組箱MB 810-2がある他、全12枚のバラが存在する。何年もかけてコツコツ集めてやっとバラで揃えることが出来た。箱なら簡単に揃うがバラ全集は箱とは異なる価値がある。ロベルト・リーフリンク( 1911- 1988)はノルウェー生まれのピアニスト。ドイツからの移民の子としてクリスチャニアに生まれた。地元でニルス・ラルセンにピアノを師事し、1922年には地元のフィルハーモニー協会管弦楽団と共演。1925年に正式にデビューを果たした後、ドイツに留学し、カール・ライマー、ヴィルヘルム・ケンプ、エトヴィン・フィッシャーの各氏の薫陶を受けた。1936年にはコペンハーゲンで開催されたスカンジナヴィア音楽コンクールで優勝し、1938年にはイザイ・コンクールで6位入賞を果たした。演奏活動の傍らで、1938年から教育活動も行うようになり、1941年には兄のライマー・リーフリンクと共にリーフリンク・ピアノ研究所を創設して1950年までそこで教えた。1950年からコペンハーゲンでピアノを教え、1967年から1973年までデンマーク王立音楽院のピアノ科教授を務めた。1973年からオスロに戻り、地元の音楽院の教授となった。1981年に引退。オスロにて没。打鍵はムラなく綺麗な響きを持ち、終始安定感の高い演奏。ベートーヴェンらしさを強く感じる。ドイツ系のスタイルではあるが、リーフリンク特有の透明感のある軽妙なタッチがあり、音色は重くない程好さで飽きの来ない安定感が良い。適度に歌い、完全に感情を排したスタイルではないので演奏に寄り添える楽しささえ感じる秀演である。
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