商品コード:1426-043nb[Hungaroton] L.メズー(vc) / Vc作品集/ストラヴィンスキー:イタリア組曲, ヒンデミット:無伴奏VcソナタOp.25-3, ブリテン:無伴奏Vc組曲1番Op.72
商品コード: 1426-043nb
商品詳細:ヤーノシュ・シュタルケルを筆頭にハンガリー出身の名チェリストは多い。またVnの名手も輩出している地域でもある。これは1960年代後期のハンガリー録音と思われる。選曲はメジャーとは言えないが、芯のあるよく通る音色は明るめで粘りがあり力強い。チェロらしい音色の感情豊かで多彩な表情を持つ人だ。チェロのラースロー・メズー(1939-?)はハンガリー・Szeghalom生まれ。1947年からベーケーシュ・タルホス音楽学校でチェロを学び、1954年からはブダペスト音楽院、1957年からはブダペスト音楽アカデミーでアンタル・フリスに師事。1957年にはコムローシュ弦楽四重奏団(後にバルトーク弦楽四重奏団となる)の創設メンバーとなり、1960年まで同四重奏団で演奏した。1957年から1962年までは国立フィルハーモニー管弦楽団のソリストを務めた。1976年から再びバルトーク四重奏団のチェリスト(カーロイ・ボートバイの後任)を務め、1980年代まで活動した。同年からブダペスト室内アンサンブルのメンバーにもなった。よく歌う明るい音色の持ち主。ピアノのロラーント・スーチュ( 1939 - 2012)はハンガリー・ミシュコルツ出身。1956年にリスト・フェレンツ音楽専門学校に入学してティボール・ヴェーナーのクラスでピアノを学び、アンドラーシュ・ミハーイに室内楽も学んだ。さらにラヨシュ・ヘルナーディにピアノの個人レッスンを受けた。1960年~1980年までハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団の専属ピアニストを務めた。また、1961年から母校の専属ピアノ伴奏者の任に就き、1968年から同音楽専門学校で室内楽を講じるようになった。1978年には教授に昇格して、2009年に退職するまで後進の指導に当たった。このLPはA面最初のストラヴィンスキー:イタリア組曲がVcとPfのための室内楽である。イタリア組曲はもともとバレエ音楽「プルチネッラ」の音楽を基に1932~1933年に編曲された室内楽である。元々は40分ほどあるバレエのためのオーケストラ音楽だが、15分ほどの長さにまとめ、チェロとピアノ、ヴァイオリンとピアノなどなど、、全6楽章の様々な編成で演奏される人気作である。ここではもちろんVcとPfのための版が使用された。A面の2曲目はパウル・ヒンデミットの無伴奏VcソナタOp.25-3。マックス・レーガーと異なりヒンデミットはこの1曲だけだが、ヒンデミットは22歳先輩のレーガーを尊敬しており先輩のレーガーの無伴奏Vc組曲をベースに激しいリズム感や前衛的な響きと、叙情的で静謐な部分が対比される名作といわれる。B面のブリテン:無伴奏Vc組曲1番もまたチェリストの独奏曲で1964年チェロの巨匠ムスティスラフ・ロストロポーヴィチのために書かれた傑作である。 J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲への深い敬意と挑戦が込められており、全9曲(または5つのセクションに分かれた構成)で、伝統的な組曲の形式を独自の現代的技法で再構築している。B面いっぱい使う長い作品で3曲ある中の1964年作の1番Op.72。1965年ロストロポーヴィチにより初演され、1968年6月27日DECCA録音のロストロポーヴィチの録音がもちろん有名だが、こちらも同時期の録音である。全体に遅いテンポの穏やかな曲調。このLPはブリテンだけでなくヒンデミットの無伴奏も入り、3曲ともにチェロの深みのある雄大なスケール感を楽しめる録音である。
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