商品コード:1426-015n[Hungaroton] タートライQt. / バルトーク:弦楽四重奏曲全集(全6曲)/ 1番Sz.40, 2番Sz.67, 3番Sz.85, 4番Sz.91, 5番Sz.102, 6番Sz.114
商品コード: 1426-015n
商品詳細:タートライ弦楽四重奏団はブダペスト交響楽団、ハンガリー放送交響楽団、ブダペスト・フィルハーモニーのコンサートマスターを務めたヴィルモス・タートライにより1946年に結成された。メンバーはヴィルモス・タートライ (Vn) / ミハーイ・シューチ (Vn) / ジェルジ・コンラッド (Vla) / エデ・バンダ (Vc)の4人。1950年代にはポーランドMUZA、Telefunkenにモノラルで数点の録音があったが、1960年代に入り地元レーベルのQUALITONでも体制が整い録音を開始した。このLPは1964-6年頃バルトーク・エディションのための録音である。当初QUALITON~モノラルのみが発売された。1960年代中~後期になってステレオの体制が整った後の1967年頃やっとHungarotonからステレオ盤もリリースされた。当時国家的事業であったバルトークの全作品を録音・発売する目的でスタートした「バルトーク・エディション」。10年近い歳月をかけて完成した。タートライQt.はその中の「弦楽四重奏曲全集」を任された。ハンガリーで発足し、国内に留まり、ハンガリー作品の普及に貢献した中心的団体であった。タートライQt.の演奏ならば信頼が置けるのは当然であろう。意匠を排し、バルトークの意図を最大限に尊重した彼らの演奏こそ、本物のバルトークであり、贔屓の団体の演奏とは次元の異なるものである。一つの完璧なスタンダードとしてこの録音が持つ価値は大きい。1950年代録音はブダペストQt.やハンガリーQt.の厳しいスタイルが席巻した時代だった。その中にあってタートライQt.の瑞々しさはどうだろう。一つの理想形ではないか。この時代にあり得ない、美しく、しかも弦楽の音を楽しめる見事な演奏。穏やかで包み込むような演奏である。これを聴くと、この演奏はむしろチェコの団体が1960年代から始めたスタイルに近い。なんとも素晴らしい演奏。このタイプより求心力の強いブダペストQt.やハンガリーQt.を好まれる方が多いのはもちろん承知しているが、その時期に異なる方向を目指したタートライQt.の方向性に対して賛辞を送りたい。バルトークの弦楽四重奏曲の理想形の一つ!演奏は素晴らしいの一言!
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