商品コード:1427-023[ETERNA] K.マーン(ob)/P.ダム(hr)/J.ウルブリヒト(va) 他/ モーツァルト:Hr五重奏曲K.407, Ob四重奏曲K.370
商品コード: 1427-023
商品詳細:この分野における室内楽の傑作といえる内容。ウルブリヒQt.の第1Vn、Va、Vcの3人が母体となり、それぞれソリストを加えての演奏。従って、ウルブリヒQt.の色彩が強く出ている。彼らの弦楽五重奏は、この曲の一つの決定盤であるだけに、この2曲にもその意志は反映されており、清々しさの中にも一本筋の通った渋みが効いている。特にP.ダムのHrが素晴らしく、あまり注目されないK.407がすこぶる良い。勿論、K.370も第一級。ウルブリヒQt.は1951年ドレスデン・シュターツカペレのメンバーで発足した団体。第1Vn:ルドルフ・ウルブリヒ(リーダー)、第2Vn:ヴォルフガング・ピュロウ(この録音には不参加)、Va:ヨアヒム・ツィントラー、Vc:クレメンス・ディルナーの4名。オーボエ奏者クルト・マーン(1923-2015)は1950 年代から 90 年代にドレスデン・シュターツカペレ首席オーボエ奏者として長く活躍した。マーンはドレスデン・シュターツカペレのほとんどの外に演奏会、録音に参加している。ドレスデン・シュターツカペレの木管奏者たちは何世代も前から技術が受け継がれてきたものであり、メンバーが変わっても音が急に変わらないように工夫を重ね、中世~現在に至っている。各楽器の首席奏者の弟子の中から、次の首席奏者が育つことになる。これは日本の伝統芸能の継承と似ている。弦楽器奏者達もすべて地元ドレスデンの人間であり、子供の頃からドレスデン・シュターツカペレの音を聴き、同じ音が出せるようになるまで研鑽を積み重ねる。ホルンのペーター・ダム(1937-)は日本でも知られた存在である。ダムは11歳からヴァイオリンのレッスンを始める。14歳でフランツ・ノイバー(Franz Nauber)にホルンを師事。1951年から1957年までヴァイマルのフランツ・リスト音楽大学で、カール・ビーリッヒ教授のもとでホルンの演奏法を学ぶ。1959年、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の首席ホルン奏者に就任。1969年からはドレスデン・シュターツカペレの首席ホルン奏者となる。2002年~2007年( 64歳~70歳) ドレスデン Carl Maria von Weber音楽大学で教鞭を執る。2007年 70歳で現役引退した。ダムは歌うように、たっぷりのビブラートをかけ、徐巻豊かな演奏をするが、それが全く嫌味にならないのである。二人のドレスデンsk.の主席奏者とミニ・ドレスデンsk.とも言えるウルブリヒQt.との共演はまったく自然であり、当時のドレスデンの音が室内楽として楽しめるのである。しかもオリジナルLPは高額ではない。これはなんという幸福なことだろう。
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