商品コード:1429-042[VSM] S.リヒテル(pf) / グリーグ:Pf協奏曲Op.16, シューマン:Pf協奏曲Op.54
商品コード: 1429-042
商品詳細:リヒテルの1974年は1月1日モスクワでの演奏会で始まり、4月12日に2度目の来日を果たした。6月5日まで日本に滞在し帰国。しばらく休養があったようである。11月25日から30日モンテカルロでマタチッチ指揮モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団とグリーグとシューマンのピアノ協奏曲を録音(当録音)。12月14日ワルシャワでロヴィツキとの最後の共演を行って1974年が終了した。リヒテルは1969年9月15-17日にベルリンでEMIが録音したベートーヴェン:三重協奏曲でのカラヤンとの共演でカラヤンに嫌気がさし、以降カラヤン、ひいてはベルリンpo.との共演を避けていた。その反動で仏EMIであるLa Voix De Son Maîtreの要請は快く引き受けていたようである。マゼール指揮パリo.とは数回共演していて、マゼールとはロンドンでも録音している。今回の指揮はマタチッチでオケはモンテカルロ国立歌劇場o.というこれまでにはないEMI側の陣容である。今回もMELODIYA=仏EMIとの共同制作録音であり、EMIとMELODIYA双方からLPが発売された。指揮のロヴロ・フォン・マタチッチ( 1899 – 1985)はユーゴスラビア出身の指揮者。東欧レーベルに録音が多い印象だが1961-6年までフランクフルト市立歌劇場の音楽監督、1972年 - 1979年までモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務めた。モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団はオペラ公演時は「モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団」と名乗っていたが1980年に現在の名称に統一された。同一のオケである。リヒテルは小細工をせずに王道を行く正統派でのソロでいつになく冴えている。マタチッチはソリストを立てる姿勢に徹する。この珍しい共演は上手くいき、バランスの良い協奏曲として仕上がっている。正直オケは抑えすぎているように感じるがリヒテルにはやりやすかったと思われる。30年目にして弊社初入荷の希少タイトル!
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