商品コード:1429-034[VSM] A.ワイセンベルク(pf) / ラフマニノフ:Pf協奏曲3番Op.30
商品コード: 1429-034
商品詳細:LP時代にワイセンベルクはラフマノノフの協奏曲を2/3番の2曲しか録音していない。2番はベルリンでカラヤンと、3番はプレートルとの録音(RCA)があるが、これは1979年パリでのバーンスタインとの珍しい共演。ワイセンベルクのPf協奏曲3番はこれが2回目の録音となる。1968年のRCA初回録音も悪くはなかったが、大物バーンスタインを意識してか、カラヤンの時とは異なるムードがある。落ち着いて始まり、どこかリラックスした気分。地味な曲ながら楽しんで演奏している気配。初回の方が緊張感を感じた。珍しさ満点!1970年パリでのカラヤンと初共演したチャイコフスキー1番~カラヤンのお気に入りとなりすっかりEMI系の看板ピアニストとなったワイセンベルク。ますます活躍の幅を広げ、当時フリーランスの指揮者となっていたバーンスタインとのパリでの共演である。バーンスタインにとっても数少ないEMI系録音。オケはカラヤンと初共演の時の新生パリo.ではなく、今回はパリo.と並ぶパリの代表的なオーケストラの一つであるフランス国立o.。このオケは1934年~1975年までフランス国立放送管弦楽団と呼ばれていて、パリo.の旧名称であるパリ音楽院o.と同時代に多くの録音を残したフランス国立放送o.の新体制である。いつの時代でもパリではこの二つのオケがしのぎを削っていた。この録音の1979年当時はチェリビダッケを初の音楽監督に迎え注目されたが一年足らずで辞任し、その後は常任を置かずにレナード・バーンスタインやロリン・マゼールが中心となり精力的にその空白期間を埋めた。1977年にマゼールが首席客演指揮者に就任し、翌1978年にこのコンビで来日した。マゼールは1988年 - 1990年に音楽監督に就任している。バーンスタインはこの空白期間に数点の録音を残している。様々な指揮者、オケと共演するワイセンベルクのソロはカラヤンとのラフマニノフ:Pf協奏曲2番と変わらない。バーンスタインは意外にも影のように寄り添い目立たない。指揮者としてのメンタリティーはカラヤンと大きく異なる。Pf協奏曲3番は2番より地味で暗い曲調だが、このしっとりと落ち行いた雰囲気は曲の性質だけだはないだろう。
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