商品コード:1429-015[ANGELICUM] F.グッリ(vn)指揮 / モーツァルト:Vn協奏曲3番K.216, Vn協奏曲4番K.218
商品コード: 1429-015
商品詳細:F.グッリ(vn)A.ジョルダン指揮ローザンヌ室内o.との3/5番というカップリングがMMS(コンサート・ホール系)にあったが、これはそれとは別のANGELICUMのイタリア録音。フランコ・グッリ(1926~2001)はイタリア、トリエステ出身の名ヴァイオリニスト、名教師。シェフチェク(セヴシック)に師事した父親より手ほどきを受け、キジアーナ音楽院ではヨアヒムとブゾーニに師事したアリゴ・セラートに学ぶ。その後、大ヴァイオリニストのヨゼフ・シゲティにも教えを受けた。1947年にピアニストのエンリカ・カヴァッロ(1921~2007)とデュオ・チームを組み、1950年に結婚。以来、半世紀に亘って、夫婦での二重奏を呼び物とした他、1957年にはヴィオラのブルーノ・ジュランナ、チェロのアマデオ・バルドヴィーノと共にイタリア弦楽三重奏団を結成し、室内楽奏者として多彩な活動を行う。また、戦後一世を風靡したファザーノ指揮ローマ合奏団のソリストとしても活動し、1962年には同団と初来日した。1959年にはフェデリコ・モンペリオが補筆したパガニーニのヴァイオリン協奏曲第5番の初演を行い、一躍その名を世界に轟かせた。イタリアの有名な奏者にアッカルドがいるが全く異なる芸風である。フランコ・グッリこそイタリアに留まったイタリアを代表するヴァイオリン奏者である。多くの録音をアンジェリクムo.と行っているが、これは自身が指揮も兼任した弾き振り録音。モーツァルトの3/4番という鉄板のカップリングをほぼ一人舞台で自由な雰囲気で披露して見せた。オケは軽快で滑るようだが、ソロはさらにその上を行くような滑らかで流れるような展開。歌いまくった印象の演奏である。完全なラテン・スタイルの演奏である。良い意味で他を寄せ付けない独自の世界に浸りきった演奏になっている。これはお手本になる演奏では全くない。これは好みの世界となるだろう。ここまで明るくノー天気名演奏はイタリア人以外はやらないだろう。それを知った上で、敢えてイタリア的を極限まで突きつめた所がフランコ・グッリらしさなのだろう。
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