商品コード:1430-017n[COLUMBIA] P.クレツキ指揮フィルハーモニアo. E.ローゼ(s) / マーラー:交響曲4番
商品コード: 1430-017n
商品詳細:クレツキのマーラー:交響曲は1番をウィーンpo.(ALP 1917/ASD 483)、4番(33CX 1541/SAX 2345)、5番(ALP 1773-4/ASD 351-2)をフィルハーモニアo.と9番をイスラエルpo.(33CX 1250-1)の4曲と他に「大地の歌」(HMV)がある。中でも4番はCOLUMBIAでのモノラル/ステレオ録音、ステレオのSAX 2345は1960年、モノは1958年発売。モノの音も良い、録音は1957年。ソプラノのエミー・ローゼの声は繊細で上品。太い力のある声も悪くないが、フィルハーモニアo.の品の良さを壊してはいない。クレツキは日本では人気が低いが、実に上手い職人気質の指揮者。パウル・クレツキ(1900-1973)はポーランド生まれのユダヤ系指揮者。1921年にベルリンに留学した。1933年にイタリアに行くが、ファシスト政権の反ユダヤ主義政策の為にソ連に逃れる。しかし今度は1936年にスターリンの大粛清を逃れて、スイスへの亡命を余儀なくされた。1950年代に入ると英国に定住し、英国HMVグループの録音に多く参加した。1954年-1955年ロイヤル・リヴァプールpo.の音楽監督を務めた。ポストにはほとんど恵まれなかったが、録音は非常に多く、全て客演となる。チェコ人ではないがSUPRAPHONで初めて一人指揮者によるベートーヴェン交響曲全集を1964年~1968年にかけて録音した。あまり知られていないがエルネスト・アンセルメがスイス・ロマンド管弦楽団を1967年に勇退すると、後任の首席指揮者となったのがパウル・クレツキであった。クレツキは1967-1970年まで務め、ヴォルフガング・サヴァリッシュに譲った。天下のHis Master's Voiceに多くの実績を残した指揮者である点は再評価されてしかるべきだろう。作曲家としてもフルトヴェングラーに認められるほどの成功を収めた。フルトヴェングラーは、クレツキを弟子として自邸に住まわせたほか、楽譜出版のブライトコップフ・ウント・ヘルテル社やジムロック社に推薦、更にベルリン・フィルを指揮させたりするなど非常に親しい関係にあったという。また1952-1955年までイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務めている。1973年ロイヤル・リヴァプール・フィルとのリハーサル中に倒れ、そのまま帰らぬ人となった。録音は驚く程多く、多岐にわたる職人的指揮者であった。フィルハーモニアo.とはかなり多くの録音を行っていて、個性でアピールするタイプの指揮者ではない。逆に何でもこなせる職人的気質の指揮者。SUPRAPHONにも録音を残したワールドワイドな指揮者であった。
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