商品コード:1430-014[COLUMBIA] H.v.カラヤン指揮フィルハーモニアo./ R.シュトラウス:歌劇「ナクソス島のアリアドネ」(全曲)
商品コード: 1430-014
商品詳細:1954年ロンドン録音。まずはこの歌手陣をみれば、どれだけ凄いメンバーが揃っているか理解されだろう。ソプラノのだけでE.シュヴァルツコップ、R.シュトライヒ、I.ゼーフリートと大物3人が揃った録音などほとんどない。1960年代の録音でこのうち一人でも参加していればそれは凄い録音である。男性歌手にもR.ショック、H.プライ、H.クレープスなどの名だたる名前が並んでいる。1954年だから可能であった。1950年代も後期になればコストの関係でまずソプラノ3人が出演することは無理になる。リヒャルト・シュトラウスの歌劇「ナクソス島のアリアドネ」は劇の中で別の劇が演じられる“劇中劇"という設定のユニークなオペラである。 リヒャルト・シュトラウスの友人で作家フーゴ・フォン・ホーフマンスタールは、モリエールの喜劇「町人貴族」の中にギリシャ神話を題材としたオペラ「ナクソス島のアリアドネ」を組み込むというアイデアを思いついて、シュトラウスに提案した。5時間に及ぶ長大な作品であったが、シュトゥットガルトで作曲者指揮により初演された。しかしながら不評に終わった為、台本、音楽をともに改訂し、劇中劇から独立した1幕オペラとして、1916年ウィーン宮廷歌劇場にてフランツ・シャルクによって初演された。現在は通常、この改訂版が上演される。なお、改訂版においてもモリエールの『町人貴族』の劇中劇という設定が残っており、この趣向により、3人の女声の役柄を替えての聴き比べが魅力の一つとなっている。3人のソプラノが重要な役割を果たすことになる。リヒャルト・シュトラウスのオペラは、ほとんどが大編成オーケストラを用いた豪華な響きを持つのが特徴であるが、「ナクソス島のアリアドネ」は36人の小編成オーケストラで書かれていて、ピアノ、チェレスタ、ハープ、各種の打楽器などから構成される。室内楽的な美しい響きが特徴となっている。カラヤンは再録音を行わず、これが唯一の録音となった。カラヤンのR.シュトラウス推しは知られていて、ステレオによる再録音がないのが不思議な程である。フィルハーモニアo.は人数を絞られた可能性もあるが、それでも分厚いオケで36人の小編成の弱点を補って余りある。アリアドネのシュヴァルツコップ、ツェルビネッタのシュトライヒ、作曲家のゼーフリートの3人のソプラノの配役は完璧で、以降の録音を突き放す圧倒的な名演と言える録音。
H.v.カラヤンの在庫一覧へ














