商品コード:1430-004[DECCA] R.リッチ(vn)/ ブルッフ:Vn協奏曲1番Op.26
商品コード: 1430-004
商品詳細:ルッジェーロ・リッチ(1918- 2012)は米国カリフォルニア州サンブルーノで、イタリア系移民の家庭に生まれた。1928年に僅か10歳でヴィエニャフスキやヴュータンの作品を演奏してサンフランシスコで公式デビューを飾る。翌年にはメンデルスゾーンの協奏曲を演奏して、オーケストラと初共演を行った後、カーネギー・ホールにおけるデビューでも大成功を収めている。1930年代にベルリンに留学して、ゲオルク・クーレンカンプ他に入門、アドルフ・ブッシュ以降のドイツのヴァイオリン演奏様式を習得した。1947年にパガニーニの「24のカプリース」の最初の録音を行った事で神童として知られるようになる。その「24のカプリース」が英国DECCAへの初録音で、1950年代後期に米DECCAに移籍するまで英DECCAに在籍し、多くの古典派、ロマン派の協奏曲やVnソナタを録音している。音質の点でも英国録音は米DECCAより遥かに良い。これは1957年ロンドン録音のリッチのDECCAにおける代表作。同日にブルッフとメンデルスゾーンが録音され、英国ではブルッフの10"(モノラルのみ)とブルッフ+メンデルスゾーン(モノラルとステレオ)の12"が同時期に発売された。ドイツではブルッフの10"とメンデルスゾーンの10"がそれぞれ別番号で発売され、1960年頃ブルッフ+メンデルスゾーンの12"ステレオのみが発売されたと思われる。ルッジェーロ・リッチはパガニーニ弾きとして超絶技巧に強いヴァイオリン奏者として認知されているが、ロマン派作品も得意とし、技巧一辺倒だけではない、情緒豊な表現も見せる万能型のヴァイオリン奏者である。特にDECCA時代の録音にはそれがよく出ていて、芸術性の高い演奏が魅力である。この録音にはステレオ盤もあり、英国では1958年にSXL 2006(ED1)で発売されたが非常に高額である。モノラル同士なら片面に入る1曲よりも両面1曲仕様が物理的に有利である点は当然である。メンデルスゾーンも考えるならドイツ盤10"と2枚持ちが理想的であるが、英国12"モノラルとダブっても10"の音質は捨て難いものがある。
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