商品コード:1431-054[CONCERTEUM] G.カサド(vc)/ ドヴォルザーク:Vc協奏曲Op.104
商品コード: 1431-054
商品詳細:ガスパール・カサド( 1897 - 1966)はスペイン・バルセロナ生まれ。7歳でチェロを学び始め、バルセロナ音楽院に通っていた彼は9歳の時に聴衆の中に交じっていたカザルスに見い出され、1907年に一家でパリに出る。以降、カザルスの薫陶を受ける。地元バルセロナが街を挙げて、カサド少年がパリのカザルスの下で音楽修業を続けることができるようにと奨学金を与えてくれた。職業演奏家としての活動は、第一次世界大戦中に始まり、欧米各地で演奏活動や録音活動を繰り広げた。第一次世界大戦が勃発する1914年までの7年間、カザルスの下でのチェロの修行に並行してドビュッシー、ラヴェル、サティらと交流し、またカゼッラ、トゥリーナ、アルベニスといった作曲家たちとも親しく接した。その間、父ホアキンは、ガスパールとその兄アグスティンと組んで「トリオ・カサド」を結成し室内楽を楽しみ、また、兄アグスティン、キューバの作曲家/ピアニストのホアキン・ニンと組んで「トリオ・ニン=カサド」を結成した。1923年、スペインでは軍事クーデターでプリモ・デ・リベーラ将軍による独裁政権となって、カサドはローマに移住。以降、亡くなるまでの43年間、イタリアを拠点として活動した。1958年には初来日。その時知り合った日本人女性ピアニストの原智恵子と結婚。カサドは62歳であった。カサドの録音はまずVOXが思い浮かぶが、VOXは1955年頃からであり、それ以前の1951-3年の間に米Remingtonに3枚の録音がある。これらはほとんど知られていない。この3枚の一つがドヴォルザーク:Vc協奏曲。1950年頃のウィーン録音である。実はそれ以前の1935年11月14日ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮ベルリンpo.とのSP録音がテレフンケンにあり、このRemington録音は2回目である。その後VOXに移り1956年頃• イオネル・ペルレア指揮ウィーン・プロ・ムジカo.(実際はウィーンso.)が3回目(最も知られた録音)となる。ガスパール・カサド(1897 - 1966)はパブロ・カザルスの薫陶を受けたスペイン出身のチェリスト。芸歴は長く、日本での地名度も高い。持ち前の粘りのある芯のある太い音が出てくる。テーマではわざと音を切って強調した独自の表現をした個性的な演奏となっている。まずその骨太の音色に惹きつけられる。綺麗な音ではないがパワーと奥行きのあるチェロらしい無骨な強い音である。表情は自然体だがテンポは揺れ動き、豪快で男性的でありつつも繊細さも備える演奏である。スケールに対してあまり欲張らず、まるで独り言のような気分さえ感じる内省的なスタイル。ステージで映える演奏ではない。一言でいうなら枯淡の境地を感じる。このタイプの演奏は聴くたびに異なるイメージを運んでくる。一度聴いても、掴みどころのないように感じる不思議な魅力を持った知られていないカサドの古い録音。音質は非常に良い!
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