商品コード:1431-053[CONCERTEUM] G.リッチ(vc)/ シューマン:Vc協奏曲Op.129, シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ
商品コード: 1431-053
商品詳細:チェロ奏者ジョージ・リッチ(1921 - 2010)は、アメリカの ヴァイオリニストであるルッジェーロ・リッチ(1918 - 2012)の弟である。カリフォルニア州のイタリア系移民の家庭に生まれた。ルッジェーロ・リッチ(Ruggiero Ricci)は彼の実の兄であり、姉のエマもメトロポリタン歌劇場のヴァイオリン奏者という極めて優秀な音楽一家。ジョージの妻のエレイン・ヴィト(Elaine Vito Ricci)もハープ奏者。ジョージは幼少期からチェロの才能を発揮し、アルフレッド・ウォーレンスタインやディラン・アレクサニアンといった名手に師事。12歳でナショナル・オーケストラ協会と共演してデビューを飾り、後年、カーネギー・ホールでもリサイタル・デビューを果たして高い評価を受けた。 ABC交響楽団の首席チェロ奏者を務めたほか、ヴァイオリニストのアーノルド・エイダスらと共に室内楽の録音に特化したレーベル「ストラディヴァリ・レコード(Stradivari Records)」を1950年にニューヨークでヴァイオリニストのアーノルド・アイダスと共同設立した。同レーベルで多くの室内楽作品(バーバーのチェロ・ソナタやシューベルトのアルペジオーネ・ソナタなど)を演奏・録音している。この録音はまさにジョージ・リッチ自身が立ち上げた Stradivari Records への録音である。A面がシューマン:Vc協奏曲でA.ヴィットーリ指揮ローマ協会o.で、ローマの名称が付くが、ニューヨークの録音専門のオケの可能性が強い。指揮者のアルフレッド・ヴィットーリに関する情報はなく、推測だが米国に移住したイタリア系指揮者の可能性が大きい。ローマ協会o.は、ニューヨークに住むイタリア系音楽家を集めた臨時編成のStradivari Records用録音専用オケと考えると辻褄が合う。B面はレオポルド・ミットマンのピアノ伴奏によるシューベルト:アルペッジョーネ・ソナタである。いずれも Stradivari Recordsのチェロ部門を代表する録音となった。レーベル創業者自ら演奏した録音というプレミア付きである。アイダスとリッチは、テープへの録音やマスタリングを含む全ての技術的な作業も自ら手掛けていたという。まさに手作り感満載のレーベルである。タイトルは100を超え、1966年までは営業が確認できた。ルッジェーロ・リッチの弟であるジョージ・リッチはチェロ奏者兼レコード会社の経営者であった。シューマン:Vc協奏曲は録音の点で多少の甘さが感じられるが、B面のシューベルトの方は悪くない。チェロ奏者としても一流であった。
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