商品コード:1431-048[CONCERTEUM] F.ブッシュ/ ベートーヴェン:交響曲3番Op.55「英雄」
商品コード: 1431-048
商品詳細:F.ブッシュのベートーヴェンは'80年代の再プレスが多い。いかに名演と言われても、あの音質では想像がつく程度であって、その名演を実感することはできない。しかし、これはまさに実体験できる名演中の名演。噂にたがわず、最初の一音から衝撃が脳天を突き抜ける。そして最初のテーマで、今まで頭の中に記憶されていたエロイカの名演達がどんどん色褪せていき、この録音に引き込まれていく自身を発見するだろう。F.ブッシュの真の姿が見えたLP!1951年発売の米REMINGTON盤が初出だが流石にフランス盤の音楽性は高い。音が飛び出してくる圧巻のパワーで耳が痛くなるほど。フランス盤は1954年頃の発売と思われる。比較するまでもなくフランス・CONCERTEUM盤が良い! F.ブッシュの演奏は現代では想像もつかないようなエネルギッシュでスピード感溢れるもので、まるでレーシングカーに乗っているような感覚になる!なおオケの表記はオーストリア・シンフォニー・オーケストラであるが、実際はウィーン・トーンキュンストラーo.である。このオケは1907年設立でニーダーエスターライヒ州のザンクト・ペルテンと、ウィーンのウィーン楽友協会である。ニーダーエスターライヒ州はオーストリア北東部でウィーンではない。ドイツ語名で Tonkünstler-Orchester Niederösterreichであり、ウィーンの名を付けるのは日本だけらしい。実際ザンクト・ペルテンはウィーンから55キロ程離れていて、鉄道で30分程度かかる距離である。ウィーンが第一拠点で、ウィーン楽友協会の大ホール(黄金のホール)でコンサートを行っている。ザンクト・ペルテンの「フェストシュピールハウス」を第2の活動拠点としている。オーケストラの名称の起源は、ハイドンやモーツァルトの時代にコンサートを企画していたウィーンの「音楽家協会」(Tonkünstler-Sozietät)である。LP初期の首席指揮者はクルト・ヴェス(1946年 - 1951年)で米REMINGTONに多くの録音がある。フリッツ・ブッシュはこのオケの常任指揮者だった、という関係ではない。しかしブッシュはナチ時代にドイツ/オーストリアの音楽界から離れ、戦後は主にデンマーク、アメリカなどで活動していた。そして1950年10月、ウィーンの楽友協会でウィーン・トーンキュンストラーo.を指揮してベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」、ベートーヴェン:交響曲第8番、ハイドン:交響曲第101番「時計」を録音した。さらに10月15日にはウィーン交響楽団とベートーヴェン第7番を放送用に録音している。この録音時点でウィーン・トーンキュンストラーo.はフリッツ・ブッシュを名誉団員(Ehrenmitglied)に任命したとされている。このオケはレーベル、レコード会社により名称に大きくバラつきがあり、いずれもTonkünstlerが入るが、最低5種の表記が確認できる。このオケが誤解されやすい事柄として、2箇所の拠点があったことである。ザンクト・ペルテンの団体でありながらウィーンでも活動・録音を行った点にある。ブッシュは翌1951年9月30日に61歳で亡くなる。ブッシュの録音は全てウィーンで行われた。
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