商品コード:1431-045[VSM] G.ジャリ(vn)/ フランク:Vnソナタ イ長調, ドビュッシー:Vnソナタ ト短調, ラヴェル:Vnソナタ ト長調
商品コード: 1431-045
商品詳細:意外かもしれないが、ジェラール・ジャリのこの3曲入りソナタ集がそれぞれの曲の初録音である。ジャリは3人以上の室内楽録音は多いものの、自身が主役となるフランク、ドビュッシー、ラヴェルのVnソナタの録音はこれまでなかった。過去にラヴェル:Pfトリオ+VnとVcのためのソナタがあるだけで、フランク、ドビュッシーに至ってはほとんど録音がない状態であった。1973年これら3曲がまとまって録音され、G.ジャリもやっと普通のフランス人ヴァイオリン奏者らしくなった。ジェラール・ジャリ( 1936- 2004)はフランス・シャテルロー生まれ。アンドレ・プロフィトにヴァイオリンを学んだ後、パリ音楽院でルネ・ベネデッティにヴァイオリン、ジョゼフ・ベンヴェヌティに室内楽を学んだ。1951年のロン=ティボー国際コンクールのヴァイオリン部門で優勝し、ソリストとしての活動を始めた。1959年にセルジュ・コロ、ミシェル・トゥルヌと共にフランス弦楽三重奏団を結成し、ベッツィー・ジョラスの四重奏曲Ⅱ、ジュゼプ・メストレス・クアドレニの三重奏曲、シャルル・シェーヌの《サッフォーの四つの詩》、ヤニス・クセナキスの《イコール》などの初演を手掛けた。オーケストラ・メンバーとしては、1960年から1971年までパリのオペラ=コミック座のコンサートマスターを務め、1969年からユゲット・フェルナンデスの後任としてパイヤール室内管弦楽団のコンサートマスターとなった。1984年から2002年まではイル・ド・フランス国立管弦楽団のコンサートマスターを務めた。また教育者としても後進の指導にあたり、1971年から2001年まで母校のパリ音楽院で教鞭も執った。2004年、サントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏サン=テリフ(Saint-Éliph)にて没。20歳で仏COLUMBIA~モノラルでリサイタル盤を出した早熟の天才である。37歳で入れたこのフランス系Vnソナタ集3曲はステレオ録音とはいえ、プレスも少なくファンにとって大きな価値のあるLPである。ジャリ特有の澄んだ音色は健在で、そこに長年培った表現力を得て、静かに抑えて紡ぎ出される演奏は得も言われぬ滋味を持つ。敢えて静的な表情を選んで、小さな音でまとめた所にベテランの域を感じる!フランクは意外なほど静かな演奏。B面の2曲もフランク同様に出しゃばらず、深く心に秘めた思いを抑えて小出しにした演奏に、さすがの大物の格を見た!
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