商品コード:1431-041[VSM] P.トルトゥリエ(vc)/ サン・サーンス作品集/Vcソナタ1番, 白鳥, アレグロ・アパッシオナート, 小夜曲, パヴァーヌ, 夕べの鐘 他
商品コード: 1431-041
商品詳細:チェロの大物、ポール・トルトゥリエ(vc)と娘のマリア・デ・ラ・パウ・トルトゥリエ(pf)の共演でサン・サーンスのVc作品集。A面はサン=サーンスが生涯に2曲残したチェロ・ソナタのうちの第1作で、彼の代表作の一つに数えられる傑作。これが初録音と思われる。注目はB面でサン=サーンスが書いたチェロのオリジナル作品だけではなく、編曲まで含めたVcとPfのための小品が8曲も含まれる。この中でチェロのオリジナル作品はVcとPfのための「アレグロ・アパッシオナート」Op.43(正確にはVcと管弦楽用でサン=サーンス自身によるVcとPf版あり)。とVcとPfのための組曲Op.16(全5曲)~2.小夜曲の2曲だけである。このOp.16はサン=サーンス自身によるVcと管弦楽版もあり。他の6曲は別の作品の編曲である。内3曲は自身の歌劇「サムソンとデリラ」、歌劇「エティエンヌ・マルセル」の場面を全く異なる人物がの後にVcとPf用に編曲したもので殆ど録音されることのないマイナー作品である。アナログ後期~デジタル期となり、盤面に時間的な余裕が生まれたことからこのような試みが盛んとなった。このLPの特徴であり、魅力はこれら録音されることの少ない編曲などの小品にある。トルトゥリエのチェロの音は1970年代後期となっても、重低音が楽々と出ていて、軽くなっていく楽器の音が増える中で1950年代当時から変わらないチェロらしい音を聴ける数少ないチェロ奏者である。またトルトゥリエは1970年代に入ると大半が音楽家となった自身の家族を伴奏者や共演者として録音を行い、録音という大イベントのハードルを下げる工夫をしている。トルトゥリエが1970年代以降も多くの録音を行えた理由の一つに挙げられる。B面の小品8曲は極めて珍しい録音だけに、トルトゥリエのファンでなくともチェロ好きなら興味を惹かれるLPだろう。
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