商品コード:1431-033[VSM] J.P.コラール(pf) A.デュメイ(vn) F.ロデオン(vc) / シューベルト:Pf三重奏曲2番D.929
商品コード: 1431-033
商品詳細:J.P.コラール(pf)A.デュメイ(vn)E.ロデオン(vc)の3人に正式な団体名はなく、同じレーベルに属する3人の臨時編成のトリオであるが、実際は半固定のようなユニットで数枚のLPを録音している。これは中でも特に珍しい2曲あるシューベルト:Pfトリオの2番Op.100が入る方で、1982年1月のパリでのデジタル録音。彼らは1986年5月にPfトリオの1番Op.99を録音してPfトリオを完結としたようである。3人ともフランス生まれの音楽家であり、年代も近く3人がピアノ・トリオを組むことに何ら違和感はない。シューベルトの2つのピアノ・トリオ作品は定番曲であり、フランス・レーベルといえども何ら違和感はない。これら2曲は1950年代から盛んに録音されている。そこには時代の変化に伴うスタイルの変化がある。デジタル期となり、各楽器の濃厚なヴィルトゥオーゾ性よりもアンサンブルが重視され、全体に薄味ながら流れこそが第一儀とされた1980年代以降のスタイルがそのまま踏襲されている。さらにこの録音にはフレンチ・テイストという重要な要素が加味され、一部の好事家だけでなく老若男女が楽しめる演奏であることを最優先とした姿勢が見られる。レコードが以前ほど贅沢品ではなくなり、消耗品へと変われば、当然内容もそれに応じて変化するものである。それを加味しても、この録音は1970年代中期頃から始まった同様の変化の延長線上にある録音としては大変優秀であると言える。3人の奏者は自身のクオリティを落とすことなく、それぞれの存在感を出来る限り保ちつつ、流れるようなアンサンブルを形作っている。LP末期の録音としては最上級の演奏といって間違いではないだろう。 ジャン=フィリップ・コラール(1948-)・Pf、オーギュスタン・デュメイ(1949-)・Vn、フレデリック・ロデオン(1952-)・Vc。LP最終期まで活躍しCD期へとその芸術を繋いだフランスの精鋭たち。
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