商品コード:1431-028[VSM] アルバン・ベルクQt. / ベートーヴェン:弦楽四重奏曲14番Op.131
商品コード: 1431-028
商品詳細:アルバン・ベルク四重奏団は1978年~1983年にEMI系にベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集録音を行った。後期が最後の録音でデジタル期にかかり、後期の6曲のみデジタル録音となる。また彼らは1989年6月にCDでウィーンのコンツェルトハウスにてライブで2回目の全集録音を行っている。14番は1983年スイスでのデジタル録音。同年単売され、翌年頃4枚組の箱で後期全集も発売された。アルバン・ベルクQt.は1970年にオーストリアで結成された弦楽四重奏団。ウィーンの伝統を守りつつ、演奏会では必ず20世紀の曲も取り上げるポリシーを掲げている。発足メンバーは第1Vn:ギュンター・ピヒラー(在任・1970年 - 2008年)、第2Vn:クラウス・メッツル(在任・1970年 - 1978年)、Va:ハット・バイエルレ(在任・1970年 - 1981年)、Vc:ヴァレンティン・エルベン(スロヴァキア人)(在任・1970年 - 2008年)。1978年に第2Vnがゲルハルト・シュルツ(在任・1978年 - 2008年)に、Vaがトーマス・カクシュカ(在任・1981年 - 2005年)→イザベル・カリシウス(在任・2005年 - 2008年)に交代している。1970年、ウィーン国立音楽大学の教授であり、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターも数年間務めていたギュンター・ピヒラーが同僚と結成した。名称についてはアルバン・ベルク未亡人ヘレネから許諾を得ている。1971年にウィーンのコンツェルトハウスでデビュー。設立当初、アメリカのシンシナティに1年間留学し、当時新ウィーン楽派を得意としていたラサール弦楽四重奏団に師事するなど、ウィーンの伝統に安住せず、現代音楽に積極的に取り組む姿勢を貫いているが、法外な難曲には手は出さない。1980年代には世界を代表するカルテットと認識され、現代の弦楽四重奏団体の規範とさえ評されることもあった。2008年7月をもって解散した。1970年代中期から録音を始め、デジタル期にはLP界を席巻した団体であった。第1ヴァイオリンのギュンター・ピヒラーとチェロのヴァレンティン・エルベンの二人は固定メンバーであった。2005年7月、結成以来の中心メンバーだったヴィオラ奏者トーマス・カクシュカが癌で亡くなるがカクシュカ自身は生前、「自分のために四重奏団を解散しないでほしい」と希望していた。そのためアルバン・ベルクQt.は、カクシュカの弟子だったイザベル・カリシウスを後任に迎え、活動を継続した。しかしチェロのエルベンは後に、カクシュカを失ったことで、「私たちの心には大きな断絶があった」という趣旨の発言をしている。つまり、演奏上は新メンバーで継続できても、従来のアルバン・ベルクQt.ではなくなった--。リーダーのピヒラーによれば、解散のきっかけを作ったのはエルベンであったという。エルベンが「もう一度、自分の人生を別の方向へ向けたい」という意思を表明したところ、他の3人は当初驚いたものの、最終的には全員が納得したとのことである。ピヒラー自身は、自分は「いつか終わりが来る」ということを忘れていた。50年間の職業人生を経た自分にとって、解散する時期として自然だった---と述ベている、2008年に最後の世界ツアーを行って活動終了した。最後の日本公演は2008年6月1日・2日のサントリーホールだった。最終公演は7月、ブエノスアイレスのテアトロ・コロン。デジタル期に入り、弦楽四重奏団のスタイルが激変した時期においてウィーンの伝統を守り抜いた最後の団体であった。
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