商品コード:1431-009[HM] E.アーメリング(s) H.M.リンデ(br) 他/ バッハ:アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳~抜粋19曲
商品コード: 1431-009
商品詳細:HM社のバッハの録音の中でも一際光るのが、この曲集だ。通常の合唱を含まない器楽とソプラノの一枚もの。アーメリングの歌は4曲、バリトン(Fl奏者のH.M.リンデが歌っている)の曲が1曲、計5曲の歌が入る。器楽、歌を含めこの曲集の中でも極めて質の高い演奏で、特にアーメリングの歌には心が洗われる。バッハのアイデアの玉手箱であったこの曲集が、広く聴かれることを祈りたい。そこには誰もが口ずさめる名曲の卵が散りばめられているからだ。プレスの種類は多く、国による音質差もある。曲集「アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳」はバッハの後妻で、ドイツ中北部ザクセンアンハルト州の都市、ツァイツ生まれのソプラノ歌手であるアンナ・マクダレーナ・ヴュルケン(旧姓)のために編纂された小品集である。この曲集にはバッハ自身以外の曲(同時期の作曲家や息子の作品)を多数含んでいる。多くがアンナ・マグダレーナ自身の手で書き留められた小品である。「バッハのメヌエット」として知られるBWV Anh.114、115(C.ペッツォールト作)も含まれる。この曲集は新しい妻と子供たちの教育用として編纂されたようである。数曲ある歌曲はアンナ・マクダレーナが歌うための曲であった可能性が高い。教育目的の練習曲集が無かった時代にバッハ自らの手による自家製ドリル帳という性格を持っている。バッハは前の年に先妻のマリア・バルバラを亡くしており、アンナと再婚した時には4人の子供を抱えていた。アンナ・マクダレーナはバッハとの間に、1723年から1742年までおよそ20年にわたって13人の子をなしたが、そのうち7人は早世している。生き延びた子のうち、作曲家として名を揚げたのが、ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハとヨハン・クリスティアン・バッハであった。アンナ・マクダレーナは浄書稿や筆写譜の作成に協力した。このためアンナの筆跡は、時を経るにつれて、次第に夫に似るようになったと言われている。「アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳」には2種があり、「1722年の音楽帳」と「1725年の音楽帳」がある。このLPは「1725年の音楽帳」の全45曲から19曲を抜粋した曲集であり、前記のとおり歌曲(アリアなど)を中心に選曲し、LP1枚に収めた抜粋盤である。バッハの死後の1750年には、成人した息子たちはそれぞれ独立しており、アンナは2人の未婚の娘と同居を続けた。娘たちはアンナに尽くしたが、自立した息子たちから経済的に援助を受けていたという形跡は見られず、寡婦や未婚の女性たちと同じく、当時の慣習に従ってライプツィヒ市当局やライプツィヒ大学からの支援、臨時の寄付等により慎ましく余生を送ったようである。当LPの主役であるソプラノ歌手、エリー・アーメリング( 1933-)はオランダ・ロッテルダム生まれ。1953年にロッテルダムにてコンサート歌手としてデビューした。1958年にはジュネーヴ国際音楽コンクールにおいて優勝する。特に宗教作品に強く、持ち前の透明感のある伸びやかな歌声でバロック作品との親和性が高い。レオンハルトらが選んだ人選であり、1960年代に於ける傑作LPとなった!
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